
少しでもいいから節約できないかと考える方も少なくないのではないでしょうか。大きい金額だからこそ、節約できれば大きく代わってきます。
ここでは通信費の節約方法を各項目別に紹介していきます。
スマホ/携帯
通信費のなかでも大きな割合を占めるスマホ(携帯電話)。毎月1万円以上かかってしまっている方も多いです。
契約しているキャリアとセット割にできるネット回線を選ぶ
セット割の記事でも紹介しましたが、インターネット回線とスマホを両方契約している場合、同じ会社や系列会社のインターネット回線等を契約することで毎月のスマホ料金が割引されます。
auユーザーならauひかりやケーブル回線など。SoftBankユーザーならYahoo!BBやSoftBank光、NURO光。docomoはドコモ光。ただし、このセット割を組む場合は指定のプランやオプション加入が必須などの条件もあります。それを差し引いても安くなるならお得ですよね。家族が多いなら割引額もその分大きくなるので見逃せない節約方法です。
格安SIMを契約する
ドコモやau、SoftBankのスマホ使用料は高すぎると感じている方も多いですよね。SIM(=SIMカード)とは携帯電話の番号などを記録したICチップのことです。小さいカードのようなものです。電話が使えたり、ネットができる携帯電話には必ず入っています。
格安SIMとは3大キャリア以外の会社が提供する格安のSIMカードです。格安SIMはドコモやau、SoftBankなどの大手キャリアと契約するのではなく、DMM mobile、楽天モバイル、OCN、IIJmioなどの大手キャリア以外の携帯キャリアと契約するので圧倒的に安く使えるのです。
SIMカードは、これまで各キャリアの端末においてそれぞれキャリアのものしか使えないという制限がありました(SIMロックを解除する際は解除金がかかる)が2015年5月に解除されたのでそれ以降に発売された端末はSIMフリーとなっています(SIMロック解除)。
端末にこの格安SIMを挿入すれば、決まった容量内であれば毎月のスマホ代が大幅に節約して使えるのです(通話料は別途発生)。格安SIMはドコモやauの品質なのでこれまで通りです。
格安SIMを端末とセットで契約することもできますが、SIMロックフリーのスマホに契約した格安SIMを挿入すれば格安SIMとなります。
基本的に6000円以上はかかってしまうスマホでも半分以下にすることができるのです。ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。
固定電話
固定電話サービスを利用する場合、電話会社などで毎月の基本料金が異なり、通話料に関してもアナログ電話か光電話かなどで異なります。
各社の固定電話の料金目安は以下の通り。
サービス名称 | 基本料金 (月額) |
市内 通話料 (3分間) |
県内市外 通話料 (3分間) |
県外 通話料 (3分間) |
---|---|---|---|---|
NTT加入電話 (NTT) |
1700円 | 8.5円 | 20~40円 | 20~80円 |
ケーブルプラス電話 (KDDI) JCOMフォンプラス (KDDI) |
1330円 | 8円 | 8円 | 15円 |
おトクライン (SoftBank) |
1500円 | 8.5円 | 10~20円 | 10~40円 |
以上のように、電話会社によって基本料金も通話料も違いますね。
節約方法としては
- 光電話に移行する
- 通話料をおトクなマイライン登録する
- 不要な付加サービスを外す
この3点をわかりやすい節約方法としてご紹介します。
- 光電話は基本料金が安い上に、通話料も全国一律3分間8円でかけることができます。
会社によって基本料金に違いがありますので以下を参考にしてください。
基本的に各社の光電話の基本使用料は500円ですが、NTT東日本のマンション一部では光電話対応機器使用料として別途500円かかる場合が多くあります。 - マイライン(またはマイラインプラス)は通話の際に使用する電話会社を予め登録すること(識別番号の入力なし)で通話料を指定の会社のものを適用させ、通常料金よりも安くするためのサービスです。KDDIやSoftBank、OCNや楽天コミュニケーションズなど複数の会社がこのサービスを提供しています。
- 付加サービスに関して、ナンバーディスプレイ(月額400円)やキャッチホン(月額300円)、ボイスワープ(月額500円)などがあります。月額の有料サービスとなっていますので普段あまり電話を使わない方などは契約内容の見直しをして、不要な付加サービスは外す!!ということも節約になります。
また、よくみかけるのが、インターネット回線を契約する際にキャッシュバックなどの特典を受ける条件として、これらの付加サービスを付けなくてはならないケースです。その多くは一定の期間を過ぎれば外して構わないものがほとんどですが、一定期間の間に付加サービスを外すことを忘れてしまう方も多いです。月額1500円分の付加サービスが付いてしることもしばしばありますので是非確認してみてください!
インターネット回線(またはWi-Fi)
インターネット回線(またはWi-Fi)の節約に関しては、本サイトの別記事『今すぐ対策できる!!インターネット回線の節約方法3つ』でご紹介しておりますのでそちらをご覧いただきたいのですが、インターネット回線に関しても、各社割引サービスを行っています。スマホや携帯電話とのセット割引も各社行っていますので、ご自身に合った回線を選ぶことで大幅な節約に繋がります。
また、最近ではNTT東西が卸売りして提供するフレッツ光回線を受け、プロバイダーが独自のサービスとして光コラボレーションを提供しており、従来の光回線よりも安く使える場合が多くなってきました。現状使用しているプロバイダーの光コラボレーションや、少しでも通信費を節約したい方は必見です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これらの節約方法を参考に、毎月の通信費の節約を実現させてくださいね。
なにかご不明点などがあれば、こちらのサイトでも随時受け付けておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください!!