
都市ガス自由化とはどんな内容なのか、わかりやすくご説明していきます。ガスのセット割ってあるの?他にはどんなセット割があるの?などセット割の疑問は無料相談で一発解決しよう。
一般家庭におけるガス3種類
私たち家庭で使うガスの種類は3種類。それぞれの特徴は以下の通りです。
- 都市ガス:ガス導管を通して家庭にガスを届ける
- 簡易ガス(団地ガス):70戸以上の団地や集合住宅の敷地内にあるガス発生設備で各家庭にガスを届ける
- LPガス:LPガス会社の人が、LPガスの入ったボンベを家庭に配達することでガスを届ける(既に自由化されている)
都市ガス自由化の中身のイメージ
都市ガスは、ガス管を通って各家庭まで運ばれてきます。
都市ガス自由化になることで、新規参入する企業のガスは、共同利用というかたちでこの管を通って各家庭に届きます。ガスは規格が決まっているため、同じ規格ならどこの会社のガスが混ざっても問題ありません。
ガス管の所有はこれまでの地域のガス会社のままで、新規参入業者は地域のガス会社に「託送料金」というお金を払って、ガス管を使わせてもらう形になります。
ということで、これまでと同じガス管を通っての配給となるのです。
ガス自由化の目的
- 天然ガスの安定供給の確保
ガス導管網の新規整備や相互接続により、災害時供給の強靱化を含め、天然ガスを安定的に供給する体制を整えます。 - ガス料金を最大限抑制
天然ガスの調達や小売サービスの競争を通じ、ガス料金を最大限抑制し、国民生活を改善します。 - 利用メニューの多様化と事業機会拡大
利用者が、都市ガス会社や料金メニューを多様な選択肢から選べるようにし、他業種からの参入、都市ガス会社の他エリアへの事業拡大等を通じ、イノベーションを起こします。 - 天然ガス利用方法の拡大
導管網の新規整備、潜在的なニーズを引き出すサービス、燃料電池やコージェネレーションなど新たな利用方法を提案できる事業者の参入を促します。
(以上、資源エネルギー庁からの引用)
ガス自由化におけるメリット
- ガス会社を自由に選べるようになる
- 競走するこることで現状よりもガス料金が安くなる
- 料金、セット割引などサービス内容が多様化、充実する
- 都市ガス自由化の競合の誤記などから、LPガスでも更なる競争や中身の充実が期待される
ガス自由化の恩恵を受けるには、最新のセット割について確認しましょう。
ご自身で調べるのは大変なので、無料相談からプロに確認することをおすすめします。
ガス事業に参入することが予想される企業
現在、LPガスを販売する企業や電力会社も参入することが予想されます。そもそも、ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)の大半を海外から輸入しています。さらにその輸入されてきたガス原料を、LNGは電力会社が、LPGは最終的に石油会社が手にすることになるのです。このため、電力会社や石油会社はガス事業に参入するという予想がつきます。
また、電力自由化の際と同じように、長期契約などの強みを持つ携帯各キャリアやインターネット回線事業者なども名乗りを上げる可能性があります。電力自由化で新たなセット割引なども始まっているのでこちらも同様に新たなプランやセット割引が誕生しそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冒頭でもお伝えしたように、電力自由化に続き、2017年4月に都市ガス自由化となります。
各企業がどのような取り組みでガス事業に参入するかは未定ではありますが、さらなるサービス内容の向上や料金の低下は期待できそうです。
家庭における必須出費である電気代に続き、ガス代ももっと安く、お得になる時代がもうすぐ到来となります!
各企業がどのような内容でどれくらいの料金設定でガス事業に参入するのか、楽しみに待ちましょう!!
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都市ガス自由化、その他わからないことなどあればこちらのサイトにでもお応えできますので、お気軽にお問い合わせくださいね!